変わりゆく風景:能登半島の見附島、地震前後の姿

見附島は珠洲市宝立町にある島です。能登半島のシンボル見附島は、高さ28m、全長158m、島の形を軍艦に見立て軍艦島とも呼ばれています。見附島はこの能登半島地震で大きくその雄姿を変えることになります。下の写真は2020年4月に撮影した見附島です。

能登半島地震前の見附島

見附島は珪藻土の岩からできているため、もともと崩れやすいという特徴がありましたが、能登半島地震の巨大なエネルギーはその姿を魔法のように大きく変えてしまいました。

能登半島地震後 見附島 縁結びの鐘
観光客に親しまれていた縁結びの鐘も瓦礫と化しました。見附島も必死に頑張ったんだろうなと思うと切ない気持ちになります。

能登半島地震 見附島の海岸に津波で打ち上げられていた漁船
見附島の海岸に津波で打ち上げられていたフィッシャーマンボート、背景に美しい夕暮です。

能登半島地震後の横から見た見附島
横から見た見附島です。以前の形は想像もつきません。

能登半島地震 見附島の休憩スポット「見附茶屋」
津波の被害を受けた見附島の休憩スポット「見附茶屋」。

能登半島地震 見附茶屋横の公衆電話BOX
見附茶屋横の公衆電話BOXとサギ、生き物を見かけるとどことなくホッとします。

小さいですが見附島の上空を鳥が数匹飛んでいるのが見えます。鳥たちも地震で家を失くしたようです。
残念なことではありましたが、人々に愛される見附島はこれからもずっと変わらないと思います。

Show More